沼津釣りの目覚め
僕は2005年から2009年まで千葉の四街道に住んでいたこともあり、
釣りといえば、館山、勝浦あたりがメインだった。
中でもよく行っていたのが、館山自衛隊堤防。
たぶん、千葉の中ではもっとも人気のある釣り場のひとつで、
いつ行っても、人だらけという場所。
ただ、人気のある分、魚はとても釣れる場所だったので、
ここをホームグランドにして、投げサビキ、カゴ釣りをメインで、ソーダガツオ、サバ、アジ、イナダなどの青物釣っていた。
ある2011年の夏の日、妻の実家のある沼津に里帰りする際、釣りでもしてみるかなと軽い気持ちで竿とリールを車に積んでおいた。
とはいえ、最初は下見程度の気持ちだったので、ネットでもたいして調べもせずに、ただドライブがてら海岸線沿いに車を走らせていた。
その途中、U浦港というところを通りがかった時、港内がやたらざわついていた。
車を止めて、見てみると、港内のいたるところで、ボイル(大きな魚に追われた小魚たちが逃げまどって海面が盛り上がっている状態)を目の当たりにしていてもたってもいられなかった。
といっても、車の中には釣り竿とリールしかなく、仕掛けはおろか、水汲みバケツもない、クーラーもない。
ということで大慌てで近所の釣具屋へ直行(笑)
ちゃんと道具を持ってきたらよかったと反省・・・。
この日は、魚の活性が高いので、仕掛けは和製ルアーともいわれる「弓角」でチャレンジ。
一投目から、海面を魚が追ってくる。
アツい。
釣れたのはソーダガツオ。
引きもそれなりに強く、左右に走るし、久しぶりの釣りだったのでかなり楽しい。
しかも、弓角なので、捕食シーンも見えてドキドキだ。
そんなこんなで、1時間弱の釣りで、14匹の釣果。
途中バラしたりした魚を含めると20匹以上なので、かなり入れ食い状態。
この日を境に、沼津に行く時は、きちんと準備して釣りに望むようになったのは言うまでもありません(笑)
この2週間後、改めて釣り行った時もこんな感じでした。